フローリングの張り替えにかかる費用は、床材矢面積、補修の有無、工法という4つの要素によって決まってきます。フローリングと一口にいっても、合板や無垢、クッションフロアなどがあります。合板とは、複数のベニヤ板を貼り合わせたものに、天然の板を表面に貼り合わせたもので、安価でバリエーションも豊富ということもあり、広く使用されているフローリングといえます。ただ、無垢材とは違い、表面だけが天然の木ですから、下の合板まで傷がついてしまったり、はがれなどが起こると、張り替えが必要となる場合があります。
合板の修理は、1㎡あたり3000~8000円が相場となっています。無垢材は、天然の木を使ったフローリングで、あたたかみのある素材として人気がありますが、合板に比べると価格が高く、湿度や温度の変化で収縮したり反ってしまう場合があります。無垢材の修理は、1㎡あたり7000~15000円が相場となっています。クッションフロアは、塩化ビニールからできている床材で、デザインも豊富で安価で施工ができるというメリットがあります。
ただ、痕がつきやすく、熱に弱いというデメリットがあります。フローリングの張り替えを行う場合には、下地の状態によって修理が必要な場合が発生することがあります。下地にまで腐食や大きな傷みがあった場合には、補修費用も追加で必要となりますし、工期も長くなってしまいます。ただ、きちんと下地の補修を行わないと、あとで不具合がでてしまいますから、しっかりと点検をしてもらうことが大切です。
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