今から振り返る太陽光発電

我が家の屋根に太陽光パネルを設置して、発電を初めて丸2年が経過しました。当時はまだ、電力会社も電気料金の値上げをせずに頑張っていると思っており、また、原発事故の為、全国の原発が止まっているので節電の為と火力発電による環境への負荷を少しでも軽減でき、尚且つ売電による収入を得ることで、それらを少しでも改善できればと思っていました。そんな時太陽光発電の補助金がもらえ、発電量に対しての売電価格が高く、10年間は買い取り価格が維持されるとのことで、我が家の屋根にパネルを設置することにしました。あれから2年が経過して太陽光発電そのものはいいと思います。

ですが、当時は電気料金が値上げされていませんでしたが、今は値上げされました。当時節電としてLEDへの照明器具の導入やスダレによる太陽熱を室内に入れない取り組み、窓ガラスへのフィルムを貼っての遮熱など、色々な節電対策を行い、従来の電気料金に対して10%近くの節電を行い、その上で太陽光発電による売電により、年間をとおして収支をとれる状態にしていました。度重なる電力会社の値上げにより、この収支が崩れ、当初考えていた太陽光発電に投じた費用の回収時期が遅れることに成りました。電力会社は簡単に電気料金を値上げできますが、発電パネル設置者は値上げしてもらえませんし、今後はどんどん売電価格も下がる事になると考えると、当初の理想は良くても、政策的な部分でマイナスになっていると感じています。

この技術は良い物なのに政策として支えが無くなったことに疑問を感じます。

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