外壁塗装を行う外壁と方角について

外壁塗装は劣化した外壁の耐久性を高める目的が在ります。一般的に建物の外壁は太陽の紫外線の量が多くなる南側が劣化が早く、北側は太陽の紫外線の量が少ないので劣化は遅くなります。そのため、外壁塗装を行う目安と言うのは、外壁に多くの紫外線が照射される方角を基準にしていくことが大切です。真南に向いている外壁を見た時に、ひび割れが起きている時は直ちに外壁塗装リフォームが必要ですし、外壁に降り注ぐ雨が弾き飛ばされずに、外壁に染み込んでいる場合も直ちに外壁塗装リフォームが必要です。

外壁を指で触れた後に、指先に白い粉が付いている時も要注意です。これは白亜化現象と呼ばれるもので、塗料に含まれている樹脂成分が粉状になって現れているもので、ひび割れ、吸水性を高めるなどの悪影響を及ぼす事になります。これ等の症状が現れた場合は、外壁のメンテナンスなどを行った上で塗装を行う必要があるわけです。尚、塗装を行う事で塗料が外壁の表面にしっかりとした塗膜を作り出してくれるので、太陽の紫外線や雨などに対する防御力がつくわけです。

所で、南側の外壁は劣化が進んでいるけれども、北側は平気だから北側の外壁はメンテナンスが要らないのではないかと考える人も居ます。現在は劣化が起きていなくても、時間の経過と伴に劣化が進む事になりますし、外壁塗装は足場を組み立てて行うリフォーム工事であり、足場費用も発生する事からもまとめて塗装を行う事が大切なのです。